園芸福祉とは
花や野菜を育てて、みんなで幸せになろう。一言で言えば、これが園芸福祉の活動です。青空のもと、地域の様々な場所で営まれる植物の種子~発芽~成長~開花~結実~収穫というプロセスに幅広い年代の人々が参加して、植物と接し栽培する楽しみや喜びを共有することが園芸福祉活動です。
園芸福祉を通じた地域貢献事業とは
ホライズンでは、園芸福祉を通じて地域に貢献することを目指し、園芸福祉を通じた地域貢献事業をおこなっております。
その事業内容は、
「ホライズン施設事業」・ホライズン内での園芸福祉活動
「地域貢献事業」・コミュニティガーデンづくりを通じた地域貢献
「人材育成事業」・他の社会福祉法人やまちづくり団体の人材養成に貢献
以上の3つの視点で構成されています。
取り組み
特別養護老人ホームでの園芸福祉活動
~利用者さんの五感の刺激・意欲を引き出す~
今年で3年目を迎えた特別養護老人ホームでの園芸福祉活動は、毎週火曜日、10:00~11:00までの1時間行っています。プログラムの一例として、ハーブのにおいを嗅ぎ、ハーブティーを飲む(嗅覚)、普段使わないハサミ等、道具を使った作業をする(筋力運動)

特に利用者さんに好評なプログラムとしては、生花を使用したアレンジや押し花、いっしょに育てた野菜等を調理して味わうで、みなさん楽しそうに参加されています。また、この活動には、地域活動支援センターの利用者も参加しており、高齢者さんとの交流や、また、プログラムのお手伝いをとおして、ひとの役に立つ喜びや社会性を養うことにもつながっています。

通所リハビリテーションでの園芸福祉活動
~通所の楽しみとして~
2008年7月より、通所リハビリテーション(通称デイケアサービス)にて、園芸福祉活動を始めました。特養と同じく毎週1回、レクレーション時に園芸福祉プログラムを提供しています。第1回目におこなった「生花アレンジ」はたいへん好評で、その後、持ち帰っていただいた花について利用者さんから、「まだきれいに咲いているよ」「お水を毎日あげてるよ」などの声をかけていただきました。利用者さんがデイケアサービスに通う楽しみの一つになれることを目指し、今後のプログラムを充実していきたいと思います。

地域の交流の場づくり
~ホライズンで得たものを地域へ、他の施設へ~

園芸福祉活動を通じて誰もが優しくなれる・みんなで幸せになる場所づくりとして、コミュニティガーデンを長坂小学校横空き地に5月18日に開設しました。5月18日に行ったオープンイベントには、ホライズン職員、地域にある団体の若者自立塾や南大阪わかものサポートステーション、NPOほっぷ、青少年会館などやボランティアさん、総勢51名もの方に参加いただき、参加された方、みんなでわいわいがやがやとレイズドベッド(福祉花壇)や畝づくり、野菜や花の植え付けをおこないました。その時に植えた、花やさつまいも・ナス・きゅうりなどは、元気いっぱいすくすくと育っています。

このガーデンの名前「さんかくん」はオープンイベントで参加者から応募いただき、決定しました。この「さんかくん」には、ホライズンと協力いただいてる団体と地域を結ぶさんかく(ん)、ガーデンに誰でもが気軽にさんか(=参加)していただきたい思いをこめて、さんかくん、ガーデンの形もたまたま?さんかく・・ん・の意味がこめられています。

地域での園芸福祉活動の実践
~コミュニティガーデンの活用~
ガーデン開設準備前から協力いただいてる若者自立塾生や南おおさかサポートセンター、地域活動支援センターでは、各団体の活動カリキュラムに「園芸福祉プログラム」を取り入れており、このガーデンでの作業を定期的にプログラムに取り入れいただいてます。ガーデンにある看板は、自立塾の塾生が卒塾記念に作成して下さいました。

園芸福祉活動の展開
~人材育成・地域へのひろがり~
ホライズン職員、地域にある団体や地域の方々にホライズンでおこなわれている園芸福祉活動に参加いただき、園芸福祉の効用を自らが体験していただくことによって、団体や地域の方々に園芸福祉活動が定着し、そこからあらたな園芸福祉がひろがることを期待しています。また、園芸福祉についての理解を深めるために園芸福祉勉強会を開催していきます。
(2008年度実績 5月・7月2回開催)
園芸福祉、まちづくりなどを実践されている他の施設や団体との交流・情報交換、見学会などを積極的におこなっていきます。
(2008年度実績 事例発表会やシンポジウムへの参加・施設見学会など)
また、当活動の発信として、園芸福祉、まちづくりなどを実践されている施設や団体からの施設・活動見学を受け入れます。
(2008年 実績7月(財)泉佐野市緑化協会主催のみどりのまちづくりリーダー養成「みどり塾」塾生・花と緑の活動の視察)

園芸福祉を通じた地域貢献事業・実行委員会から
このガーデンにだれもが気軽にたちよれるような、自然とこの場所に集まるような地域と密着したガーデンになれるよう創意工夫をこらしていきます。
また、各団体や地域の方には、その活動にガーデンを利用していただき、園芸福祉が浸透し、あらたな展開がうまれることを期待しています。そしてみなさまとアイディアを出し合い、意見をいただきながら、園芸福祉を通じた地域貢献事業が発展することを目指します。

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